サファイアの語源は、ラテン語で「青」を意味する「サフィルス(Sapphirus)」に由来します。
実際に、サファイアと聞くと深い青の宝石をイメージする方が多いでしょう。
その神秘的なブルーは古くから人々を魅了し、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇る宝石として、
王族や聖職者の式服の装飾品として使用されてきました
今回はそんなサファイアについて、マルヴェセアで取り扱っている
「ロイヤルブルーサファイア」や「パパラチアサファイア」なども含めて、
詳しくご紹介します。
世界四大宝石の一つサファイア
サファイアとルビー、エメラルド、そしてダイヤモンドの4つの宝石は「世界4大宝石」と呼ばれています。この4つの宝石は数ある宝石の中でも、特に美しさと価値を兼ね備えた存在だといえるでしょう。
深みのあるサファイアの青色は、同じ四大宝石であるルビーの赤色と対照的ですが、実はサファイアとルビーは同じ「コランダム」という鉱物です。 コランダムのうち、ルビー以外のカラーはすべてサファイアとして扱われるため、サファイアにはブルー以外にも、ピンク・オレンジ・イエロー・グリーンなど、豊富なカラーバリエーションがあります
サファイアの歴史
サファイアは、古くから誠意、真実、忠節、高潔を象徴するものとされてきました。
ギリシャ、エジプト、ローマなどで装身具として使われ、中世にはヨーロッパの王族たちに好まれていました。
「東方見聞録」で有名なマルコ・ポーロも、13世紀にスリランカを訪れ、著書の中でサファイアを高く評価しています。近代では、フランス皇帝ナポレオンが妻へ贈った宝石としても有名です。
サファイアは伝統的な宝石として、長い歴史のなかで多くの人々に輝きを与えてきました。 有名なサファイアといえば、長方形のステップカットが施された62.02ctのロックフェラーサファイアや、かつてダイアナ妃が着用し、現在は息子のウィリアム王子がキャサリン妃に婚約指輪として贈った12ctのブルーサファイアのリングなどがよく知られています。
9月の誕生石として知られるサファイア
サファイアは9月の誕生石であり、結婚5周年記念、45周年記念(日本ではブルーサファイアは23周年記念)を祝う宝石としても知られています。
石言葉には「慈愛、誠実、徳望」という意味が込められているため、9月生まれの方や、結婚記念日のプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
高貴な輝き”ロイヤルブルーサファイア”
豊富なカラーバリエーションがあるサファイアの中でも、最も王道で人気があるのはブルーカラーだといえるでしょう。
そんなブルーカラーの中でも、深く濃いブルーの中に、鮮やかな輝きを持つ最上品質のサファイアは「ロイヤルブルーサファイア」と呼ばれています。
高貴な輝きが美しいロイヤルブルーサファイアについて、さらに詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
サファイアの女王、パパラチアサファイア
オレンジピンクカラーの「パパラチアサファイア」も人気があります。
「パパラチア」という言葉は、産出地スリランカのシンハラ語「Padparadscha」で、蓮の花を意味します。
その希少性と美しさは世界中から認められ、パライバトルマリン、アレキサンドライトと並び、世界三大希少石に数えられる希少価値の高い宝石です。
パパラチアサファイアは、日本女性の肌に良くなじむ優しい色味をしています。主張しすぎない奥ゆかしさのある輝きは、どのようなシーンにも身につけやすいのも魅力です。
パパラチアサファイアについて詳しくは、こちらも併せてご覧ください。
マルヴェセアのサファイアジュエリー
マルヴェセアでは、深く鮮やかに輝くサファイアのアイテムを多数ご用意しています。
ジュエリーの素材や品質にこだわっているため、特別な人へのプレゼントや、自分へのご褒美にもおすすめです。
深く高貴な「ロイヤルブルーサファイア」や、希少性と優しい色味の「パパラチアサファイア」のジュエリーも取り揃えておりますので、この機会にぜひご覧ください。
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