2月の誕生石アメシスト
February Birthday Stone Amethyst
神秘的な紫色に煌めく宝石、アメシスト。
紫色の宝石といえば、アメシストを思い浮かべる方も多いでしょう。
2月の誕生石として知られ、その美しい色味はカラーストーンとしても人気が高く、数々の歴史的価値のあるジュエリーにも、アメシストが多く使用されていました。
また、アメシストは神秘的な守護石としても大切にされてきた歴史があります。 今回はそんなアメシストが持つ魅力について、石言葉や歴史などを詳しくご紹介します。
アメシストの歴史と由来
古い歴史を持つアメシスト
かつて紫の染料が希少だった時代、美しい紫色の煌めきを持つアメシストは高貴な石として崇められていました。
そのためアメシストは権力を象徴する王冠や、宗教儀式を執り行う司教の装飾品などに使用されていました。
旧約聖書『出エジプト記』では、高僧の胸当てに飾られている宝石の1つとしてアメシストが登場するなど、古い歴史を持つことがわかります。
アメシストは守護石として、中世ヨーロッパでは戦いを勝利へ導くため、兵士たちがアメシストをお守りにしていたとも言われています。
このような背景があり、かつてアメシストはエメラルドやルビーと同様に高価な石として扱われてきました。 しかし19世紀以降にブラジルに大きな鉱床が発見され、今では上質な石であっても比較的手が届きやすい価格に落ち着いています。
アメシストの名前が持つ意味
アメシストの名前は、ギリシャ語の「amethystos(アメティストス)」が由来です。
「amethystos(アメティストス)」は「酒に酔わない」という意味があり、豊穣と酒の神バッカスが、白い石に姿が変わってしまった乙女アメシストにワインを注ぐと、純白の石が紫色の水晶に変わったという神話が伝えられています。
アメシスト?アメジスト?
「アメシスト」は一般的に「アメジスト」と表記されることが多く、「アメジスト」の方がなじみ深い方も多いでしょう。
「アメシスト」と「アメジスト」は、どちらも間違いではありませんが、日本ジュエリー協会や宝石鑑別団体協議会では、「アメシスト」表記が採用されています。
神秘的な愛の守護石
日本でも古くから「紫水晶」として親しまれてきたアメシストは霊性が高く、マイナスのパワーをプラスに変えると言われています。
「愛の守護石」ともされており、身に着けることで邪悪なものから身を守ってくれるお守りとしても愛されています。
アメシストの意味と持つ力
アメシストは「愛の守護石」として、大切な人との心の絆を深めると伝えられています。
真実の愛を守りたい方はもちろん、素敵なパートナーとの出会いを願う方がアメシストを身につけると、新たなご縁を呼び込む効果も期待できるでしょう。
アメシストの石言葉
アメシストには、「心の平和」「高貴」「誠実」という石言葉が込められています。
心に静寂をもたらすことで、深いレベルでの理解力や、集中力を高めることができるでしょう。
気高い紫の煌めきをジュエリーに
アメシストは内包物が少ないことから透明度が高く、光沢感のある美しい輝きを放ちます。
色味は淡い紫色から青紫、赤紫、深い紫までさまざまですが、特に濃く深みのある紫色が高品質なアメシストとされています。
その気高い紫色の煌めきは、ジュエリーとして身につけると、いつものコーディネートをより華やかな印象に。
マルヴェセアでは宝石の品質にこだわり、深い紫の中にも煌めきが美しい色合いのアメシストを厳選しています。
胸元のアクセントになるネックレスや、ゆれるピアスなどを豊富なバリエーションのジュエリーをご用意していますので、この機会にぜひご覧ください。
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