バイヤーが定期的に買い付けに行っているバンコクのジュエリーショーですが、カメラマンとして初めて同行させていただきました。ここではカメラマンとして感じたバンコクジュエリーショーの魅力をお伝えしたいと思います。
圧倒的物量!バンコクジュエリーショーのカラーストーン
国内の展示会には何回か足を運んだことがあるのですが、ルースをメインに取り扱っている出展社よりもネックレスやリングなどの製品をメインに扱っている出展者が多い印象です。バンコクジュエリーショーでは驚くほどルースを取り扱っている出展社が多く、原石からカット石、宝石の種類、品質どれをとってもその取扱量がケタ違いに多く、簡単に手にとって見ることのできるアクセサリに近いものから、1ピースずつケースに入っているルース、なかにはケースに入りきらないほどの大きさのものなど国内では見られない物量に終始圧倒されました。
ジュエリーの魅力を感じられる多彩な展示!
物量もさることながら、その見せ方にも驚かされました。国内でも実際仕立てるジュエリーをイメージしたルースの展示を行うことはあるのですが、これでもかというくらいの宝石をちりばめた華やかなネックレスやカラーサファイアの多色性を表現したグラデーションが見事なブレスレットなど圧巻でした。奇麗な展示品に心を奪われ、欲しいおもちゃを輝く目で見ていた子どもの頃を思い出しました。
遊び心満載の宝石たち
これまで宝石と言えばオーソドックスなラウンドやオーバル、ペアシェイプ、スクエアなどの定型にカットされたものをイメージしていたのですが、不思議な配色と形をした石に目が留まりました。見ると”パライバ ブラジル”と記載されていたので、パライバトルマリンであることにまず驚いたのですが、独特な模様が気になりよくよく石を見てみると「なんか口みたいのがあるな」と思ったら金魚でした。他にもどうやって使うのかイメージができない形の宝石や原石の特徴を生かしたものなど、遊び心満載の宝石に出会えるのも海外ジュエリーショーの魅力と感じました。
その迫力にびっくり!大小さまざまな宝石
皆さんは宝石を見てどのくらいのサイズを”大きい!”と感じますか?マルヴェセアでは10カラットの半貴石を使ったドロップネックレスが一番大きく縦2.5cm、ボリューム感もそれなりにあると思っていたのですが、バンコクジュエリーショーで見つけた”大きい”宝石はまさしく桁違いでした。
見つけた瞬間思わず「でか!」と声が漏れてしまったのはルビーです。写真ではちょっと伝わりづらいかと思いますが、縦10cmほどあり、100カラットを超えるサイズでした。マルヴェセアのルビーは大きいもので2カラット、縦1.5cmあり十分存在感があるアイテムなのですが、100カラットとなるといったいどんな使われ方をするのか想像もつきません。 続いて目に飛び込んできたのは世界3大希少石と言われるパライバトルマリンでした。その希少性ゆえに大きいものでも5カラットくらいしか見たことがありませんでしたが、推定50カラットほどと規格外のパライバトルマリンに巡り合い驚きとともに、いったいいくらするんだろうと恐ろしさも感じました。
バンコクジュエリーショーはすごかった!
私自身、宝飾業界でそれなりに経験を積んできたつもりでしたが、バンコクジュエリーショーは目から鱗とはこういうことを言うのか思える経験となりました。あらためて感じた宝石の奥深さ、面白さを映像を通じて皆様にお伝えしていきたいと思いますので、これからもマルヴェセアをよろしくお願いします。
毎日を凛と生きるあなたの人生に、
よりいっそうの輝きを。
マルヴェセアは、バイヤーが厳選した
天然石と高品位の18金とプラチナを使い、
山梨の職人の技術で造る“本物のジュエリー”
をお届けするジュエリー専門店です。